クライミング用ハーネスの3つのタイプとを賢い5つの選び方

室内・外岩どちらでもリードクライミングを行う際に必要なのがハーネス。ボルダリングしか経験がないけどリードもはじめたいと思い購入を検討をする人もいるでしょう。ハーネスは自分の命を預ける重要なギアのひとつ。ここでは賢くハーネスを選ぶためのコツをご紹介します。

あなたのスタイルは?ハーネスの3つのタイプ

軽量で動きやすいスポーツタイプ

特にコンペなどでの使用をメインに考えたタイプです。軽くて動きやすいのが最大のメリットです。ですが、動きやすさを優先させているので、長時間ぶらさがった時の体への食い込みが強くて痛く感触が悪かったり、ハーネスの左右についているギアラックが少なかったりとデメリットもあります。比較的上級者向けのタイプと言えます

ベーシックタイプ

快適性・動きやすさのバランスに優れた万能タイプ。ギアラックも充実しているので岩場では最も一般的なタイプと言えます。スポーツタイプよりも重く感じます。

超軽量タイプ

300g以下などのあまりにも軽いハーネスは、クライミングに向かないバックカントリーや沢登り用と言えます。しかし、アークテリクスS240は岩場で使えたりします。初めての方にはおすすめできないタイプです。

クライミング用ハーネスを賢く選ぶ○つのポイント

1・必ず試着して選び、実際にぶら下がって選ぶ

ハーネス選びは体に合っているものが一番と言えます。ぶら下がって試着できるお店が理想的です。一般的にはパッドが厚いほどぶら下がったとき快適ですが、登る時にはある程度の抵抗を感じます。ですが、軽量で幅広なタイプでも案外付け心地がいいものもあります。なので様々なタイプのハーネスを実際に試着したいところです。

2・レッグループの余裕を確認する。

レッグループとは、ハーネスの太腿を固定するところのことです。レッグループと腿の間に手をいれて、その状態で足を上げても抵抗がないサイズが理想的と言えます。腿が太かったり、細い人はレッグループを調整できるタイプのハーネスも試着してみましょう。

3・ウエストベルトの余りを確認する。

ウエストベルトを緩めたとき、バックルから10cmほど余りがでるサイズを選びましょう。あまりにもベルトの余りが少なすぎると、フォールや衝撃を受けた際に外れる恐れもあるので注意が必要です。

4・岩場でも使うなら、ギアラックも。

ジムではほとんど必要のない機能ですが、ギアラックの使い勝手は重要なポイントと言えます。将来岩場でもハーネスを使う予定があるなら、ギアラックの使い勝手もハーネス選びの条件に付け加えましょう。

5・バックルのタイプを確認する。

一般的なのがウエストのベルトを折り返すタイプです。確実に使えば問題ありませんが、折り返し忘れによる事故の心配があります。ベルトを締め込むだけのタイプであるダブルバックルやスピードバックルなどは装着ミスの軽減や着脱のしやすさが魅力的です。

購入後の試用期間にも注意が必要!

ナイロン素材は、使用・不使用に関わらず経年劣化してしまいます。未使用でも10年が限度といえますので、購入日をメモしておくなどして、どれだけの期間使い続けているかチェックする必要があります。

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