指の保護だけじゃない、クライミングにおけるテーピングの5つの効果

クライミングでテーピングは皆さん行っていることですね。指にテーピングしたり、手首にテーピングしたりと、その人の症状に合わせて行われています。とはいえ、みなさんは正しいテーピングの方法をご存じですか?そして、テーピングの効果をご存じですか?

ここでは、基本的なテーピングの効果について詳しく紹介したいと思います。

なぜテーピングをするのか?クライミングにおけるテーピングの効果

2014-10-07_112921
  1. 手・指の皮膚の保護のため
  2. 腱や靭帯、腱鞘の保護のため
  3. ケガの後のリハビリテーション期での固定のため
  4. 手・指の動きを制限してのトレーニングのため
  5. ホールドを保持しやすくする補助のため

1・手・指の皮膚の保護のためのテーピングについて

テーピングをする目的第一位なのが手・指の皮膚の保護のためのテーピングでしょう。指のテーピングの基本にもなり、まだ指皮の薄い初心者・中級者の方は率先して手・指へのテーピングをおすすめします。特に初心者の方は、指の皮膚が薄く、特に前傾斜ではガバホールドしか持てないことが多く、これではムーブの練習にならないことが多いからです。

手・指の皮膚の保護のためのテーピングの巻き方・方法はこちらで紹介しています。

2・腱や靭帯・腱鞘の保護のためのテーピングについて

多くのクライマーがテーピングを実践しているのがこのためでしょう。手首へのテーピング、指へのテーピングもこれにあたります。

3・ケガの後のリハビリテーション期の固定のためのテーピングについて

指を痛めた・・・けどもうそろそろ登れるかな?でも痛いから固定しとこう。この時がいわゆるリハビリテーション期。なんとなく指の関節が痛いや、筋が痛いなと思ってなんとなくテーピングをしている人は要注意です。

ケガをして痛めている指になんとなくテーピングを施すと、指を強く圧迫して痛みを感じにくくしてしまう恐れがあるからです。そうなると、せっかく痛めている指が悪化してしまいます。なので、テーピングを行う時は「どこを」「どのように怪我をしたのか」を知って的確な場所に的確なテーピングを行う必要があります。

4・手・指の動きを制限するテーピングについて

カチ持ちのしすぎで指が痛くなった経験がある人が特によく行うテーピングです。カチ持ちは指の関節面に大きな負荷がかかるホールディング方法です。カチ持ちによる痛みを予防する方法がこの動きを制限するテーピングです。

これにより、極度のカチ持ちを行えなくすることができます。カチ持ち大好きなカチラーの人には、オープンハンドでホールドを持つ絶好のトレーニングになりますし、カチが苦手な人は力をセーブしてカチ持ちを行えるようになるいいトレーニングになります。

テーピング方法については、極度のカチ持ちを制限するテーピングの巻き方をご覧ください。

5・ホールドを保持しやすくする補助としてのテーピングについて

ポケットのホールディングが苦手な人とかが行うとベターなテーピング方法です。例をあげると、人刺し指と中指を細めのテーピングで固定してしまうテーピング方法です。人さし指と中指が離れてしまいがちな人が行うと効果が高いです。

このテーピングを行った場合、ポケットホールドに二本指で楽にぶら下がれたりしちゃいます。ポケットホールドでの指事故が大きく軽減されるのでトレーニングの一環として行うとよいでしょう。

テーピング選びもできればこだわって

クライミングにおける最良なテーピングとはどういったテーピングなのでしょうか。テーピング選びのポイントとしておさえておきたいのが、

  • なるべく薄いもの
  • フリクションがあるもの
  • 通気性がいいもの
  • 粘着剤が皮膚に残りにくいもの

の3点です。この3点をおさえておけば、テーピングが蒸れにくく、登っている時ズルっとはがれにくいです。クライミングジムや、クライミンググッズ取扱店で売っているテーピングを選ぶのがベターだと思います。

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