本当に知ってる?ボルダリングにおけるアイシングの効果とは

クライミングジムで、氷の入ったバケツに手をつっこんでいる人を目にしたことがある人も多いと思います。みなさん「アイシング」をしています。とはいえ、みなさんなぜアイシングをしているのでしょうか?アイシングのことを正しく理解しなければかえって逆効果になることもあります。ここではなぜアイシングをするのか?その効果について紹介したいと思います。

そもそもなぜ手や腕を冷やすの?

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クライミングを終えたあと、指の筋肉・靭帯などなどは傷ついた状態になっています。組織の毛細血管が切れてしまって低度の内出血を起こしている状態です。場合によっては炎症を起こして家に帰ったあとも指に違和感が残り、指の慢性痛になってしまうんです。

この患部の傷ついた状態、炎症を止めることによってより早い回復を行うのがアイシングの目的なんです。

アイシングで得られる効果

 

傷ついた組織の周りにある元気な細胞は、そのままにしておくと死滅してしまいます。それを防ぐのがアイシングです。アイシングによって手や指の痛みの程度を最小限に抑えることができ、回復力も高まります。冷やすことによって細胞の新陳代謝が活性化し、傷ついた細胞は、元気な細胞を壊す元気がなくなります。冷やすことは、冬に手がかじかむと感覚がなくなるように、神経の伝達が鈍くなるので、痛みが和らいでいくんです。

冷たいから5分でおしまい?間違ったアイシングをしていませんか?

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アイシングをいざ行おうと思っても、案外氷水はかなーり冷たいものです。ジムにいる人でも、アイシングを5分~10分で切り上げてアイシングをした気になった人を見かけます。これって実はかなりもったいない、無駄なことをしているんです。

10分程度では、傷ついた組織の炎症を止めるほどまででもなく、ただ冷たい目にあっただけなんです。ジムのスタッフのためにも、アイシングをする時は患部の感覚がなくなるまで、20分程度我慢強く行いましょう。冷蔵庫の中身も限られているので、氷も無限には作れません。本当にアイシングをしたい人もいるので、短時間のアイシングは迷惑行為になってしまいます・・・^^;

アイシングとその効果まとめ

  • アイシングは傷ついた組織の状態・炎症を止めるために行います。
  • 手や指の痛みを最小限に抑えて、回復力を高める効果があります。
  • 20分程度氷水につけてアイシングをしないと、効果がありません。

以上のことを踏まえたら、今度は正しく効果的なアイシングの方法をご紹介します!

クライミングにおける効果的なアイシング方法

 

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