クライミングシューズは、ボルダリング・クライミング関連のアイテムの中で一番大事なアイテムですね。あなたにとってベストなクライミングシューズが見つかり、大事に履いている人もいるでしょう。ですが、一番消耗の激しいアイテムもクライミングシューズです。
だからこそ、クライミングシューズのソールやつま先に穴があく前になんとか修理をしたくなりますよね。クライミングシューズのソールを修理する方法に、リソールがあります。
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わざわざクライミングシューズをリソールするメリットって?

リソールとは、クライミングシューズのソール(底)の張替えのことです。
靴底のゴム部分の張替えのことですね。
クライミングシューズは1足10000円~20000円もする高価な靴です。リソールの1回の料金は6000円程度。リソールのメリットはコストパフォーマンスの良さにあります。他にも、長年使い続けたクライミングシューズは自分の足に馴染んで新品とは比べ物にならないくらい使いやすいシューズになっています。
新品のクライミングシューズを買えば、自分の足に馴染む時間がかかりますね。リソールなら、その心配が一切ありません。
クライミングシューズをリソールする時のタイミング
足裏の感覚が薄くなったと思った時

「あれ、いつも乗れてるジブスなのに足が滑るぞ・・・」
みたいなことが起こっていればリソールをするタイミングかも知れません!普段乗れているジブス(足で使うための小さくて薄いホールド)に足が乗れなくなったり、いつもと感じが違うな?と思ったらソールが薄くなってフリクションが悪くなっている可能性があります。
ボルダリング歴が浅い人は、クライミングジムのスタッフや店長、クライミング歴の長いクライマーの人に相談してみましょう。たぶん、その靴が気に入ってるならリソールしてみれば?と言われると思います。
目に見えてソールが薄くなったなと思った時

クライミングシューズの特につま先が目に見えて薄くなっている時は、そろそろリソールするいいタイミングです。手で触ってみて、他の磨り減っていない部分と凹凸の差がかなりあるんじゃないでしょうか?もうソールに穴が開く一歩手前かも知れません。別にまだ履けるし~と思わず、フリクションが悪いと怪我の恐れもありますし、思い切ってリソールに出してみてはいかがでしょうか?
一部分でもソールに穴があいてしまった時

ソールに穴が開いてしまえば、リソールをしなくてはいけません。
「穴が開いてるのは一部分だし、全然平気さー!」
なんて言っていると怪我をしてしまいます。なぜなら、穴が開いたのがたとえソールの一部分であったとしても、その箇所はよく使っている箇所だから穴が開いているわけです。なので、ソールに穴が開いた状態でクライミングを行ってしまうと、確実に生の足指でホールドに乗ってしまい、ジムで悲鳴をあげてしまいます。
クライミングシューズのソールはたしかに頑丈ですが・・・

クライミングシューズのソールは、ハードに使っても10カ月は持つようです。
とはいえ、クライミングシューズのソールは頑丈なため、すぐに穴が開いたり薄くなるという訳でもありません。ですが、ソールの種類によってもマチマチです。5.10(ファイブテン)のステルスだと消耗しやすいと聞きますし、スカルパなどのX-Gripだと消耗しにくいという話を聞きます。
(一概には言えませんが)ですが、特に外岩にいくとクライミングシューズは室内履きに比べて早く摩耗してしまいます。クライミング上達のため・怪我の防止のためにも毎回ソールは点検して、リソールに挑戦してみて下さい。